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小児アレルギー科

Childhood allergy

Childhood allergy小児アレルギー科

1. 気管支喘息、アレルギー性気管支炎、アレルギー性鼻炎
気管支喘息
アレルギー性鼻炎
2. アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎
3. 湿疹、蕁麻疹
湿疹
接触性皮膚炎(かぶれ)
蕁麻疹
4. 各種花粉症、食物アレルギー
花粉・食物アレルギー
5. アレルギー性結膜炎、砂アレルギー
アレルギー性結膜炎、砂アレルギー
6. 川崎病、血管炎症候群、アレルギー性紫斑病
川崎病
アレルギー性紫斑病
7. 特発性血小板減少症
特発性血小板減少症

1.気管支喘息、アレルギー性気管支炎、アレルギー性鼻炎

ダニやハウスダストなどがアレルゲンとなり、気道にアレルギー症状としての浮腫や炎症が生じる病態です。

気管支喘息

気管支にアレルギー反応が生じ、末梢気道狭窄、閉塞が起こり、ヒューヒュー、ゼイゼイといった喘鳴、呼吸困難を生じます。慢性炎症により気道過敏性の亢進が存在し、運動やストレス、天候不良や冷気でも喘息発作が生じます。小児の喘息は、8割が風邪(ウイルス)など感染による悪化で喘息発作が誘発されていると報告されています。
発作には気管支拡張薬と抗アレルギー剤(クロモグリコ酸、商品名インタール)の吸入や、ステロイド剤の点滴静注で対応します。
最近では抗ロイコトリエン剤の内服、気管支拡張剤(β刺激剤)とステロイドの吸入薬、の組合せによりコントロールが良くなりました。
咳喘息という、喘鳴よりも咳込み発作が主症状となる病型も認められます。

アレルギー性鼻炎

鼻粘膜にアレルギー反応による浮腫、鼻水、鼻閉を生じます。

2.アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

アレルギー体質で、皮膚バリアが弱い人に生じる皮膚炎です。主症状は痒みであり、再燃や増悪を繰り返します。乳児では2ヶ月以上、一般には6ヶ月以上続くと慢性と判断されます。黄色ブドウ球菌、ダニ、カビ、汗、ペット、ストレスなどが増悪因子となります。アトピー性皮膚炎から食物アレルギーが感作されるという仕組が指摘されています。

標準的治療は、
①スキンケア(皮膚の清潔を保ち、うるおいのある状態を保つこと)
②薬物治療(皮膚の炎症を抑える治療)
③環境整備(環境中の悪化因子をみつけ、可能な限り取り除くこと)
の三本柱を中心にした治療により、「寛解導入(症状を改善させ湿疹のないすべすべのお肌にすること)」を行います。〜国立成育医療センターHPより〜
とされています。

3.湿疹、蕁麻疹

湿疹

新生児湿疹、乳児湿疹を始め、湿疹は小児でよく見られます。多くは接触性皮膚炎いわゆるかぶれが原因とされますが、食物やストレスなどでも生じます。

接触性皮膚炎(かぶれ)

食物、金属、衣類、洗剤、動物の毛などに触れることで生じるアレルギー反応の皮膚炎です。接触を回避することで改善します。ステロイド軟膏が有効です。

蕁麻疹

食物、ストレス、内服薬、紫外線、寒冷、などが原因として挙げられますが、体調不良や原因不明の場合も多いです。アレルギー反応の一種と考えられ、抗ヒスタミン剤が有効です。

4.各種花粉症、食物アレルギー

花粉・食物アレルギー

花粉症に暴露、感作の結果、抗原性(アレルゲン)の類似した食物にアレルギーが生じます。口の中や唇、ノドが痒くなるくらいで済むことが多いとされます(胃内胃酸で消化される)。稀に嘔吐・下痢といった消化器症状や、アナフィラキシーショックなど重症になる方もいらっしゃるので注意が必要です。

  • a白樺・ハンノキアレルギー:リンゴ、桃、梨、サクランボ等、バラ科の果物、大豆、豆乳
  • bラテックス−フルーツ症候群:バナナ、アボガド、ポテト、トマト、キウイフルーツ、ナッツ、ブタクサ等
  • cイネ科(オオアワガエリ、カモガヤ)・キク科(ブタクサ)植物花粉症:メロン、スイカ、等のウリ科果物あるいは、茄子、キュウリ等の生野菜
  • dスギ花粉症:トマト
  • eヨモギ花粉症:セリ科野菜であるニンジン、セロリ

5.アレルギー性結膜炎、砂アレルギー

結膜炎の項参照(後日、更新の際、内容をアップ致します)

6.川崎病、血管炎症候群、アレルギー性紫斑病

川崎病

アレルギー免疫機序による全身の中小動脈炎が疾患の本態とされ、今なお原因不明の疾患です。

①5日以上持続する原因不明の発熱
②両側の眼球充血
③口唇舌の発赤・イチゴ舌
④頚部リンパ節腫脹
⑤体幹四肢の不定形紅斑・発疹
⑥四肢末梢の硬性浮腫
の6症状のうち5個以上で診断されます。

BCG接種部位の発赤、腫脹も良く知られています。血液検査で白血球増加、CRP上昇といった強い炎症所見を認めます。急性期〜解熱期に冠動脈の拡大や瘤形成といった合併症がないか心エコーで検査します。入院の上、冠動脈合併症の予防のため大量ガンマグロブリン療法(静注)やアスピリン内服治療が行われます。

アレルギー性紫斑病

最近ではIgA血管炎と呼ばれますが、先行感染(溶連菌、上気道炎)や食物、薬剤などに対する異常な免疫応答が原因とされます。IgA抗体の産生が亢進し免疫複合体が形成され血管壁に付着、血管炎が起こるとされます。下腿、臀部に有痛性の紫斑・浮腫、腹痛・イレウス(腸管の浮腫)、腎炎、膝の関節痛などの症状を呈します。紫斑だけの軽症は安静と経過観察、腹部症状のある中等症~重症には入院して輸液、ステロイド静注療法等を行います。IgA腎症には腎炎の治療が必要です。血液検査では、血小板減少は認めませんが血液凝固因子XIIIの活性低下を伴います。

7.特発性血小板減少症

特発性血小板減少症

何らかの原因で血小板に対する自己抗体が産生され、血小板が減少し出血傾向や紫斑を生じます。風疹などのウイルス感染後や胃炎の原因であるピロリ菌、予防接種との関連が指摘されています。
専門医による診療が必要です。